パリにて行われているジャパンエキスポは、ヨーロッパにおいて、日本文化とレジャーを紹介する最も盛大なフェスティバルの一つです。135000平方メートルにも及ぶ土地に世界中からやってきた700以上もの出展者、また240000人以上の訪問客を迎えます。
日本の多様な文化を紹介するために、ジャパンエキスポは野外においても、花見などの活動を行っております。2016年の4月には、アクリマタション公園にて、桜の木の下で16000人以上もの訪問客と共に、花見を祝いました。
ジャパンエキスポはマンガ、アニメ、ゲームをテーマにし、訪問客を集め、観光、武術、モード、または日本料理を通じて、日本文化を国外へ浸透させています。
毎年、ジャポンエキスポが行われるVillepinte、また周辺地域では、フェスティバル効果による活性化が見られます。26パーセントものジャパンエキスポ訪問客はホテルに滞在し、パリ市内、もしくはイル・ド・フランス内の宿泊施設において、65000もの宿泊数が見られます。また350もの季節労働者が採用され、50000もの人がRER B鉄道線を利用します。(通常交通利用者数5000人に対し)
今日において、ジャパンエキスポは、世界中のプロフェッショナルにとって、外すことの出来ない集合場所となりました。販売業者、バイヤー、出版社、権利所有者、ジャーナリスト、またマネージャーが、チャンスをつくり、ライセンス交渉のため、一挙に B to B centerに集まります。
海外の出展者は、ヨーロッパ市場へ進出する前に、彼らの商品をジャパンエキスポにて展示し、訪問客の反応を見ています。このように、フェスティバルは、600もの日本人、またヨーロッパのジャーナリストたちの関心を集めることの出来る、出展者にとってブランドのプロモーションの場なのです。