現代演劇 「お点前ちょうだいいたします」

10月9日から12日 パリ日本文化会館
パリ日本文化会館の大ホ-ルにお茶室を設え、茶道をテーマにした現代演劇をお届けします。公演後は、是非お抹茶とお菓子を味わっていただき、五感で日本の茶道文化をお楽しみください。

茶道の師匠の5回忌として、その教え子たちは、彼女の娘を招待したお茶会を開催します…

平田 オリザ青少年団に所属していた元女優である高井 浩子氏は、現在、作家兼演出家として活躍されています。この演劇は、ユーモアたっぷりにゲストにお茶が配られるまでのお茶会の様子を描いてます。高井氏はこの成文化された芸術の舞台裏から、茶道の哲学を紹介しています。また、出会い、出発や親族内継承などの普遍的なテーマについても描かれています。

公演後、演者から観客にお抹茶と、パティシエシェフの村田隆典(Marutomi Paris)によってこの作品のために特別にデザインされたお菓子をご提供いたします。

高井 浩子さんは10月10日、11日21時の会にご出席されます。

7 公演

  • 10月9日 20時~
  • 10月10日 18時~/21時~
  • 10月11日 18時~/21時~
  • 10月12日16時~/19時~

ご予約はこちらから https://www.mcjp.fr/fr/agenda/avec-gratitude-je-me-delecte-de-votre-the

特別料金: 19€ (コード/OTEMAE) (通常料金 27€)

高井浩子:作家・演出家

東京生まれ。平田オリザ青少年団に所属していた元女優である高井 浩子氏は、1994年に、「Tokyo notes」の製作に参加。翌年、「東京タンバリン」を設立、役者のキャリアと平行に劇作家と演出家としての活動も始める。2007年から2008年にかけて、彼女は映画監督である本広克之が最初に制作した三部作「Fabrica」の脚本を担当。その他にも、映画や連続テレビドラマの脚本も手がける。2011年、彼女はデビッド・レスコットの演劇「破産した男」の演出を行う。

2015年に立ち上げた「わのわ」と題された企画ユニットで、彼女は茶道と劇場との前例のない融合を考え、着物着用で来場された場合の割引チケットや公演後のお茶とお菓子のサービスなど、様々な新しい企画を立てる。2016年、NHK-FMの茶道界についてのラジオ小説を手がける。

それまでお茶室で公演していた、演劇「お点前ちょうだいいたします」をパリ日本文化会館用に公演する。

劇団以外の活動としてアジア女性舞台芸術会議実行委員会のメンバーで、アジア諸国のアーティストと交流し作品づくりやネットワーク形成を行っています。

現代演劇 「お点前ちょうだいいたします」