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インタビュー :事業家、研究者、プロデューサー、「gallery de kasuga」オーナー、春日秀之

プロフィ-ル

春日秀之。事業家、研究者、プロデューサー、ギャラリーオーナー。 1973年、長野市まれ。1999年、東京工業大学大学院修士課程修了。大手複合材メーカーに入社し、エクス・マルセイユ大学に留学。その後、パリ駐 在を経て、2006年、家業 株式会社日本機材に入社。 2009~2012年、代表取締役社長を務める。2009年、パリにてBLANC BIJOUを創業、2012年、株式会社hide kasuga 1896を創業。2018年、信州大学大学院博士課程修了、博士号取得。2019年、hide kasuga LABOを 設立、早稲田大学理工学術院総合研究所客員研究員に就任。同年、東京・表参道に 「gallery de kasuga」 を開業。主な論文「廃棄PTFEのリサイクル方法の確立」。

インタビュー

1. ニッキフロンから BLANC BIJOU 誕生とその成功。そして黒の世界 hide k1896 への流れについて。

2008年のリセッションの後、家業の工業メーカー「日本機材」を継ぎ、日本は付加価値の高いモノづくり事業を創出しないとグローバルマーケットでは生き残れないと痛感。家業の工業分野での経営資源(永遠に白い素材 PTFE)を活用し、コンシューマー分野で新たな市場を開拓する為に、2009年パリにて「BLANC BIJOU PARIS」としてブランドを創出。MAISON&OBJET PARIS にて“ハイライトマテリアル”を受賞。アート、テーブルウェア、ファインジュエリーなどに展開。その後、2012年によりモノづくり(川上)とマーケット(川下)を融合した事業スキームを構築する為に、家業を出て、自身のクリエーションカンパニー「hide kasuga 1896」を創業し、カーボンブランド「hide k1896」を東京に設立。春日秀之が開発した新素材“ソフトカーボン”を使ったバッグや小物などのカーボンアイテムを展開。また、Leica、LEXUS、The Okura TOKYOなどとコラボレーションを行っている。

2.オープンされる 「gallery de kasuga」 で伝えたいSCIENCE TO ARTSを語っていただけますか?複合商業施設ということですが、具体的にどのように展開され、何が待っているのでしょうか?

工学博士「春日秀之」による「gallery de kasuga」はパリ発の永遠に白いブランド「BLANC BIJOU PARIS」、新素材ソフトカーボンで創られるブランド「hide k 1896」の展開を中心に、現代アート作品を展示する「ギャラリー」や、サイエンス・アート・ビジネス・SDGsをテーマにした「アカデミア」などの機能を持つ新業態の複合商業施設です。施設内は3つのゾーニング「ギャラリー」「ラウンジ」「サロン」で構成されています。

3.フランスはその中でどのような位置にあり、役割を果たしていますか?

フランスは春日にとって、「サイエンスとアートの融合」「世界を魅了し続けるブランドたち」「自国へのプライド」などビジネスの創出および成長戦略を学んだ場所です。

4. 訪れる人々へのアピールがありましたらお願いいいたします。

「gallery de kasuga」は伝統と革新、サイエンスとアートが融合した、新たな日本文化の発信地です。

5.その後は何を目指しますか?

「BLANC BIJOU PARIS」「hide k 1896」「gallery de kasuga」を日本を代表するコンテンツにし世界市場への輸出を目指します。

6.故郷長野への思いをお伝えくださいますか?

豊かな自然や日本を代表する工業技術力を有し高いポテンシャルがある長野県をより高付加価値のある県にしていきたいと思います。