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フランス発マスコット「ショコラティヌ」がトゥールーズに到着 ラグビーW杯を応援

ご存じのとおり、日本ではマスコットキャラクター大国で、地下鉄や店先はもちろん、日本中至る所でマスコットを見かます。ときにはブランドがマスコットを取り上げ、ときには自治体がオフィシャルアンバサダーとして登場させ、はたまた大きなスポーツイベントでは集客にも一役買います。


日本に特化したフランスのスローメディアJapon Infos創刊者でデザイナーのアドリアン・ルシは、日本のマスコット人気をヒントに、地元のマスコット「ショコラティヌ」を作ることを思い立ちました。そして彼は、日本を愛するフランス人アーティストthe graphic flea market のアレクシス・スルイユとクリエイティブ・デュオを結成したのです。


Netflixのドラマ「エミリー、パリへ行く」をご覧になっている方は、「パン・オ・ショコラ」と「ショコラティーヌ」、二つの呼称をめぐってフランス人の間で繰り広げられた熱い論争を覚えていらっしゃるのではないでしょうか。大半のフランス人は「パン・オ・ショコラ」と言いますが、フランス南西部では「ショコラティーヌ」と呼ばれているのです。アドリアン・ルシは、この地方の言葉を称え、フランス発のマスコット「ショコラティヌ」を誕生させました。ショコラティヌはもちろん、小さくて可愛くて噛めちゃう!というマスコットの条件を全て兼ね備えているのですよ。


パン・オ・ショコラとショコラティーヌという呼称の起源について、より詳しくお知りになりたい方は言語学者でヌーシャテル大学(スイス)のMathieu Avanzi教授による解説(以下リンク)をご覧ください。

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