社会

伊藤詩織監督のドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」がFIPADOC 2025で国際ドキュメンタリー最優秀賞を受賞

伊藤詩織氏は、日本のジャーナリスト兼映画監督で、ジェンダー平等や人権問題に関する活動で広く知られています。彼女は2015年、性的暴行被害を公に告発し、国際的に認知されるようになりました。この事件はその後、日本における#MeToo運動の象徴的存在となりました。日本の司法が当初この事件を不起訴としたことや、彼女自身が脅迫や嫌がらせの被害を受けたことから、最終的に英国へ移住することを余儀なくされました。しかしそれでも、伊藤氏は正義を求め闘い続けました。その結果、東京地裁は2022年、加害者に対し330万円(約27,500ユーロ)の損害賠償を命じました。これは、当初請求された額の3分の1ではあったものの、日本における性暴力被害者の権利の認知において大きな前進となりました。フランスのマザン裁判後のジゼル・ペリコ(Gisèle Pelicot)氏のように、彼女もまた女性への性暴力・性差別に対する闘いの象徴となっています。

劇場公開日:3月12日

ソース : cineuropa.org ; nippon.com

伊藤詩織監督のドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」がFIPADOC 2025で国際ドキュメンタリー最優秀賞を受賞