講演会 : 日本文化の精神、美、伝統

2019年1月25日

講演会の前半部では、日本に古来より伝わる仏教劇「鬼来迎」を記録映画として撮影した「鬼来迎ー鬼と仏が生きる里ー」をご覧いただき、日本の信仰観について皆さんに考えていただきます。映画上映後は、元フランス国立化学研究センター教授のキブルツ氏による日本の信仰や精神性、そして「美」への意識についての基調講演をおこないます。

パネルディスカッションでは、神道・民間信仰の思想について各専門家による講演をおこないます。神道については、パリで活躍し世界から注目を集めている奥谷公胤氏(長野県藪原神社禰宜)をお招きします。また、民間信仰や民俗芸能の思想については、日本の各学会でも学会賞を受賞し若手研究者として頭角を現している、川﨑瑞穂氏(神戸大学・日本学術振興会特別研究員PD)をお招きご講演いただきます。
 そして、日本人の精神性が、日本の文化財保護などにどのように影響を与えているのかについても、文化財のスペシャリストであり世界規模での文化財保護の第一人者である水嶋英治氏(長崎歴史文化博物館館長)をお招きします。様々な視点から日本の精神世界、またそこから生み出される「美」について迫るシンポジウムです。

 

*日時・会場詳細:
(日時) 2019年1月25日(金)18時~21時
(会場名) Hôtel de l’industrie内のSalle Lumière/Salle Montgolfier

 
主催: 公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団

 

 

 

講演会 : 日本文化の精神、美、伝統